明石家さんまの「楽しさ」のカギ
これは、「ほぼ日刊イトイ新聞」睡眠論で連載されていた糸井重里と明石家さんまの対談です。もはや、ページは消滅しています。ただし、魚拓は読むことができます。
第17回 師匠
http://s04.megalodon.jp/2008-0214-2253-32/www.1101.com/suimin/samma/2008-02-12.html
さんま 昔ね、うちの師匠(笑福亭松之助)から言われて、これは助かったなということがありまして。我々の弟子稼業というのは、掃除をさせられるじゃないですか。で、掃除をしていると師匠が、「それ、楽しいか」って言うんです。「いいえ」って答えると「そやろ」って。「そういうのが楽しいわけがない」と、おっしゃるんですね。
糸井 うん、うん。
さんま そのときに、師匠に、「掃除はどうしたら楽しいか考えろ」って言われたんですけど、そこでしたねぇ。あの、掃除なんて、楽しくなるわけがないんですよ。ところが、「楽しくなることを考えてることは楽しい」。っていうところにね、18歳のときに気づかせていただいたのが非常に助かりましたね。(中略)ふつうの人は、「掃除は楽しくない」というところでやめてしまう人が多いんじゃないかと思うんですけど、楽しくないものをどうすれば楽しいか、ということを考えていくと楽しいんです。
糸井 それを考えてるときは、もう、楽しいんですよね。(中略)それは、ハズレくじを引くどころか、ハズレくじを引いて、それをどう笑うかを考えてるわけですよね。
さんま そうそうそう。そこにたどり着くことが、さっきの夢と現実の話じゃないけど、「入れ換える」ことなんですよ。
TVで見る明石家さんまとは、全く異なる印象でした。ここまで深く物事を考えているのかという驚きを感じました。
2011年3月18日金曜日
明石家さんまと伊集院光、それぞれが見つけた魔法のカギ - 凹レンズ ~まとまりのない日記~
明石家さんまと伊集院光、それぞれが見つけた魔法のカギ - 凹レンズ ~まとまりのない日記~
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