2011年3月18日金曜日

武田邦彦 (中部大学): 辛い人生を楽しい時に(3) 誰もが幸福な人生を送ることができる・・・

武田邦彦 (中部大学): 辛い人生を楽しい時に(3) 誰もが幸福な人生を送ることができる・・・

1) 人生に目的はない
人間は頭脳が発達しているので、人生に目的を求めようとしますが、実際には人生には目的がありません。それを無理矢理捜すものですから、結果的に不幸になります(と偉人はそろって同じ事を言っておられます。)
(私は「目的の無い人生」を送ってきました。高校から大学にかけては「人生の目的は?」と悩み、それは32歳まで続きましたが、その後の私は目的を持たない人生を送ってきました。)

2)  自分のことを第一にした人生は寂しい
愛情溢れたお母さんは別にして、普通の人は「自分が良くなりたい、自分が得をしたい」という事ばかりを考えていますが、人間が集団性の動物であるかぎり、自分のことではなく、他人のことを第一にすると人生は幸福になる(と偉人は言っておられます。)・・・朝起きてから今まで、自分の事だけを考えていたのではないか?そう思うのも、このことに気がつくのに役立ちます.

3)  貧乏や病気はかえって幸福になるチャンスが多い
このことは説明するまでも無いように思います.毎年数10億円を得ていたタイガー・ウッズが女性問題を起こして記者会見した時の彼の言葉は「お金を得なければ良かった」というものでした。

そして、人生を幸福にする唯一の方法は、「暇にならない」ということです(と偉人は言っています)。

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